ベガルタ戦記


  • 5月6日(火) 第14節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 2 - 1 藤枝 
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 高田(1)、 荒木(2) 
  •        【 藤枝 】 中川(1)
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  •    ゴールデンウィーク5連戦の第4戦。ターンオーバーで7人を入れ替えて、今日は挑みました。苦手の藤枝です。過去4戦未勝利
  •   の相手です。J2へ昇格してきたチームでしたが、ずっと勝つことができていません。どこに苦戦するのか……。相性なのでしょうか?
  •    試合が始まると、やはり相性なのか、展開はいつものように、藤枝にボールを回されます。そして、何度かゴールに迫られるいつも
  •   の失点するパターンに……。しかし、今日は違いました。苦しい展開から、流れるようなカウンター! 最後はRSB高田の豪快な
  •   ミドルシュートで先制します!
  •    その後も苦しい試合内容でしたが、後半開始早々に、FW荒木が2試合連続のゴール! これまでにない展開となります。それ
  •   でも、より攻撃的に試合を進める藤枝……。要所でカウンターを仕掛けます。いつもゴール前に人数が少なくて、得点を奪える雰
  •   囲気がないのですが、今日は違いました。ゴール前でフリーになった郷家がシュート! さらに、梅木が2度の決定機(1対1の
  •   場面も!)。ゴールが量産されるのではないか……そんな展開になります。しかし、なかなかチャンスをモノにできず……。すると
  •   徐々に流れは、藤枝に……。攻撃の圧力が強まり、再三PAに侵入されます。するとPA侵入後のこぼれ球から、クロスを入れられ
  •   大外で待っていた相手選手に、ヘッドを決められて1点差……となります。いつもならここからバタバタして連続失点の流れでした
  •   が、今日は違いました! 連勝しているからなのか、チーム状態が良いからなのか、落ち着いた守備で、そこからは攻撃を何とか
  •   凌いでいきます。そして、勝利をもぎ取りました!
  •    苦しい連戦を、人を変えながら、勝ち切ったことは大きい! しかも、4戦3勝となりました。8戦無敗! 十分な結果です。その
  •   勢いをもって、いよいよ次節 「 大宮 」 との一戦になります。ここを勝ち切って、さらに首位の 「 千葉 」 との頂上決戦を勝ち切り
  •   たい……。大の苦手、かつ最悪の相性ですが……。真の力が試される、連戦です。厳しい中3日、中2日の連戦も、次節でまず
  •   は終了。そして、首位との決戦となります。ここ最近は、つまらない失点が多いので、この連戦は、無失点でお願いします! 堅い
  •   守備からの、鮮やかな攻撃で連勝と無敗記録を伸ばしてほしいです!

  • 5月3日(土) 第13節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 3 - 1 山口 
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 井上(1)、 郷家(3)、 荒木(1) 
  •        【 山口 】 山本(1)
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  •    ゴールデンウィーク5連戦の第3戦。各チーム、主力を入れ替えながら……の戦いです。各チームの総合力を試される連戦で
  •   す。どのチームも条件は同じですから、この厳しい状況を無敗で乗り切りたいです!
  •    自信を付けてきた、ディフェンス力を基本に、質の高い攻撃を……。堅い守備からの素早いカウンターを発動することができれ
  •   ば、確実に得点は伸びていくと思うのですが、それをしない? できない!? それはなのぜなのでしょうか……。一番得点がで
  •   きるカウンターのチャンスに速さがないのは、ずっと気になっています。そこも含めのチーム戦術なのでしょうか……。
  •    勝利して、勝ち点を積み重ねていくことはもちろん重要ですが、その勝利に見合うだけの試合内容が欲しいです……。そこを求
  •   めていかなくてはならない段階だと思います。結果として勝てて良かった……ではありません。攻撃の質を少しでも改善して、複数
  •   得点、3点以上の得点が欲しいです。
  •    試合ですが、今季はセットプレーから得点が入る感じがしなかったのですが、CK、ロングスロー、いずれもセットプレーから2得
  •   点! いい流れです。ただ、失点したのは集中力が切れるというか、何というか……。人はいるのに、足が止まってしまっているの
  •   で、失点につながります。それは前節もそうでした。守備力もついてきてはいるのですが、今一度、気を引き締めて……。今日は、
  •   結果、内容ともに良かったです。しかしながら、ボール回しをしていて、後ろ向きのプレーからボールを奪われて、あわや……という
  •   シーンもあったので、つまらないミスは減らしていきたいです。