4月(2025年)の戦い


  • 4月29日(火) 第12節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 2 - 1 甲府
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 オナイウ(2)、 オウンゴール
  •        【 甲府 】 宮崎(1)
  •  
  •    ゴールデンウィーク、前半のポイントとなる、5連戦の第2試合! 選手を入れ替えつつ、コンディションを確認しながら、ケガの
  •   ないように……。チーム力が試される期間となります。連戦なので、チームが劇的に変わる……訳ではないので、この期間は、根
  •   性論、精神論となるのでしょう! この日程を無敗で乗り切りたいです。5月の中旬には、宿敵 『 千葉 』 との大一番が待ってい
  •   ます! 大の苦手とする 『 千葉 』 に勝って、勢いをつけたいところです。返り討ちに逢う可能性も十分にありますが……。とにか
  •   く、その決戦の日までは、一敗も許されません!
  •    今日も攻撃の質……。先制したところまではよかったのですが、次の得点、さらに次の得点と、攻撃する姿勢が、先制してしま
  •   うと緩んでしまうように見えます。満足するのか、どうなのか……。後半も、いいように受けてしまって、まったく攻撃の手がなくなっ
  •   てしまいます。カウンターの時も、走り出す選手がいないので、結局はゴール前にボールを返してしまうので、危険なシーンを作ら
  •   れていました。自分たちで、苦しい展開にしています。これでは、なかなか厳しい……。どこかで、テコ入れ、改善しないといけませ
  •   ん。今日も、何とか勝った……ということでいいのかもしれませんが、こんなに中途半端なチームでは、J1では生き残れません。所
  •   詮は、J2レベルのチーム……ということになってしまいます。
  •    オナイウのゴールは「シュートを打つ!」という積極性が産んだゴールでした。こういう姿勢が大事になっていくと思います。改善
  •   していく余地は、攻撃にはまだまだあります。あとひと工夫、あと一息という感じなのですが……。

  • 4月25日(金) 第11節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 1 - 1 愛媛
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 梅木(1)
  •        【 愛媛 】 細谷(1)
  •  
  •    ゴールデンウィーク、スタートです! そして、Jリーグもここから変則日程で、かつ過密日程です。中3日、中2日前後での戦い
  •   が続きます。チーム力が試されます。そして、疲れがたまって、ケガ人が増えないことを祈ります。大事な連戦で、そして厳しい連戦
  •   になりますが、ここを負けなし、全勝で! まずは、その第1戦目です。
  •    普段通りに戦うことができれば、シャットアウトできるはずです! しかし、CKから失点。そこからなかなか点が奪えず、アディショ
  •   ナルタイムに追いついた……。負けなかった……。そして、交代出場のオナイウ、梅木が得点に絡んだことが救いでしょう! やは
  •   り攻撃の質……。先制され、逆転できるくらいの力がないと、J1昇格は難しいと思います。そして、セットプレーからの得点のニオ
  •   イが全くしないことが気がかりです。CKから得点が奪えないのは……。今日も7本、8本と蹴っているのに、全く合いません。得点
  •   が入る感じもしません。ここも得点が伸びない要因ではないでしょうか……。大事な連戦。初戦からつまづきました。守り切るので
  •   はなく、攻め切って、得点も奪えないと、今日みたいな勝ち点を落とす結果となってしまいます。

  • 4月20日(日) 第10節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 1 - 0 熊本
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 宮崎(3)
  •        【 熊本 】 ーーーーーーー
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  •    熊本は、ボールを回して、保持して……という相手でしたが、序盤からボールをいいところでカットして、流動的に選手がポジショ
  •   ンを変化させ、熊本の選手がつかまえられないような攻撃を仕掛けます。毎度、いいサッカー、いい攻撃をしながら得点が奪えな
  •   い……というのがこれまででした。そして、自分たちがミスをして失点する……というのもひとつのパターンでした。序盤にいいボー
  •   ル回しをしていたのに、自分たちのミスから決定的なチャンスを与えてしまいましたが、GK林のビッグセーブで、失点を回避すると、
  •   いい流れから、宮崎が先制点を奪います。アシストしたのは、中央まで上がってきていた、SB石尾のラストパスでした。こうした流
  •   れるような攻撃のシーンは、昨年には見ることができませんでした。攻撃の方も、少しずつえ洗練されてきたような感じがしました。
  •    しかし、後半になると相手にいいようにボールを回されて、防戦一方に……。攻撃の質という部分で、熊本はまだ洗練されてい
  •   なかった分だけ、助かりました。結果的にシャットアウトできた……という試合でした。ここ4試合、連続の完封勝ちではあります
  •   が、今日もまた、ディフェンスラインが、ズルズルと下がって、攻撃に出ていくことができない……という状況になっていました。守り
  •   切ることを念頭にしてしまいがちですが、やはりもっと守備のラインを高く押し上げて、2点目、3点目を取って、そのうえで守る時
  •   間は作りたいです。トドメが刺せないと、いずれは勝てる試合も引き分けで終わってしまう可能性も高まっていきます。何度も言い
  •   ますが、攻撃の質を向上させていきたいです! あとは、悪い試合の流れを変えられる、スーパーサブが欲しいです!!

  • 4月12日(土) 第9節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 0 - 0 今治
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 ーーーーーーー
  •        【 今治 】 ーーーーーーー
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  •    絶好調の今治との一戦です。連勝中ですが、誉められた戦いをしている訳ではありません。そのなかでも勝っているチームの状
  •   態を知るには、7戦負けなしで、今最も調子のいい今治との一戦は、昇格に向けた貴重な一戦です。自分たちのディフェンス力
  •   がさらに強固なものになっていくのか、それともメッキだったのか……。それを知ることができる試合になります!
  •    前半は、それぞれにお互いの強みはみせますが、少しずつベガルタが堅い守備から、パスをつなぎ、ドリブルで相手を剥がして前
  •   進することが増えていきます。CKやクロス、何度もおしいシーンはありますが、得点につながりません。いつものベガルタは、この流
  •   れからつまらないミスで、後半の15分までに失点するパターンです。何としてもいい流れから、後半の15分までに先制して、そし
  •   て追加点を奪い、トドメを刺しにいきたいところでしたが、今治もチームがハードワークをして、全員で攻めあがって行く……、全員
  •   でカラダを張って守備をする……。攻守ともにとても迫力のあるチームです。最後は、ベガルタが一方的に攻め立てて、あと一歩
  •   のところまでいきますが、結果は引き分け……。やはり、攻撃には課題が残りました。ただ、ディフェンス力は、ホンモノに近づいて
  •   いる感じがします。ここをベースに、相手より多く点を取って、堅い守備で抑え込む……というサッカーが確立できれば、昇格にさ
  •   らに近づけると思います。あとは、本当に攻撃の面だけ……。

  • 4月5日(土) 第8節
  •  【 戦評 】 
  •      仙台 1 - 0 秋田 
  •      ※ 得点者
  •        【 仙台 】 オナイウ(1)
  •        【 秋田 】 ーーーーーーー
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  •    絶好調のFW小松をどうやって、抑えるかが問題の一戦となりました。現在得点王の小松ですが、J2屈指のディフェンス力にな
  •   りつつある、ベガルタに通じるのか……。逆にベガルタからすれば、自分たちのディフェンス力を見せつけるための試合でもあります。
  •   どちらがさらに自身を深めるのか……という一戦でした。逆に言えば、ロングボールとカウンターに手こずって、苦手とする秋田をど
  •   うやって、叩いていくのか……。去年と同じことを繰り返すなら、シーズン終盤に『昇格という歓喜はない』と覚悟を持たなければな
  •   らない試合でもあります。
  •    結果的には勝ちましたが、勝った……という事実だけで、実のある試合ではなかったように思います。結局、秋田のような相手
  •   には、攻撃することも、守ることもできない……ということがはっきりしました。チームとしての成長は悪いながらに勝てたことなので
  •   すが、攻撃は停滞してしまって、2点目、3点目を取ることができなかった……ということになります。無失点で勝てたのは、最終的
  •   には、秋田の攻撃の質が悪かったので、得点を奪われなかった……というだけです。とても納得できる価値ではありません。結果
  •   もそうですが、試合内容にもこだわらないと、J1で戦うことはできません。