3月(2022年)の戦い


  • 3月30日(水) vs. 大分 第7節
  •  【戦評】 
  •    ベガルタ 1 - 3 大分  
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  •    やはり、J1から落ちて、J2よりレベルが少し違うと、カンタンにミスはしないし、ミスを見逃してはくれません。やはり脆い守備が露
  •   呈します。これでは、J1に戻ったとしても、勝てません。攻め切る攻撃力と守り切る守備力が必要です。3点目のFKは、どうしよう
  •   もないので、その前までに作ったいいチャンスをミスと丁寧さが足りないところで、潰してしまったその『質』を何とかしてほしいです。
  •   攻撃にもう1人、軸が欲しいです。守備にも、もう一人柱がほしいです。あと2枚、選手が不足しています。中盤はコマはそろってい
  •   るので……。キム・テヒョンに期待です。ヘディングの強さはあるので、スゴイ選手になるかもしれません。
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  • 3月29日(火) vs. ベトナム W杯予選
  •  【戦評】 
  •    日本 1 - 1 ベトナム
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  •    怒涛の連勝で、絶望的な状況から予選を突破しました。これまで、最初の3戦で負け越していると、W杯への出場は「0%」とい
  •   うことでしたが、それも関係なし! そんな感じでしたが、W杯の目標は「ベスト8」と言っているのですが、突破できたということだ
  •   けで泣いている……という姿を見た時には「あれ~??」と思いました。その結果として、この引き分けになったと思います。サバイ
  •   バルだとか、何とか……言っているけど、海外に行っているというだけで、活躍もしていないのに日本代表に選ばれているという状
  •   況がどうかと……。W杯本戦は、予選リーグが突破できたらいいね……そんなところではないでしょうか。
    •  ▲ オーストラリア戦の三苫の2ゴールは素晴らしいゴールでしたが、ベトナム戦は何も残せず……。継続した
    •   力が発揮できなければ……。W杯、日本は出場しても、ベスト16がいいところかな??

  • 3月26日(土) vs. 町田(第6節)
  •  【戦評】 
  •    ベガルタ 0 - 3 町田  
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  •    6節にして、大敗……。所詮、J2というレベルから、1歩抜けているチームと当たれば、こうなるのは何となくわかっていました。た
  •   だ、試合にタラレバはないですが、1点目も2点目もややジャッジが……。J2にもVARは欲しいです。3点目は、しっかり点を取ら
  •   れましたが、あのような展開だったので、そういう失点になるかな~……と。
  •    あとは、新型コロナウィルスで、戦力がそろっていない、トレーニングが思うようにできなかった……というのはあると思います。次
  •   の対戦できっちり勝ってもらうしかないでしょう。それでも、試合のなかで『鎌田』は、試合の流れを変えられるプレーをしていたの
  •   で、とても面白い存在でした。次は、ルヴァン杯で6失点した大分との対戦です。クリーンシート、そして複数得点で勝ちたいです。
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  • 3月25日(金) 新型コロナウィルスの感染拡大
  •  【感染管理】 
  •    監督が先週の試合、新型コロナへの感染疑いでベンチ入りできず、結局、陽性が確認されました。その後、次々とチーム関係
  •   者や選手も感染しており、合計12名。試合はできのかどうか……。今日のニュースでは、一応、明日の試合はできるようですが、
  •   スタメンはどうなるのやら……。何で感染者が少なくなってきているなかで、こんなにたくさんの感染者を出したのでしょうか? 感
  •   染管理、感染対策はどうなっていたのでしょうか? 選手は、2週間の隔離を経て、さらには体力の回復をはかって試合の出場
  •   となるので、チームにとっては、最初の大きなピンチがやってきました。この状況でも、明日、町田ゼルビアに勝てるなら、本物かも
  •   しれないです。ただ、負けるとチームの士気がいっきに低下する可能性も……!?
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  • 3月20日(日) vs. 山形(第5節)
  •  【戦評】 
  •    ベガルタ 3 - 2 山形  【得点者  仙:氣田(1)、 中山(4)、 遠藤(3)   山:加藤(2)、 藤本(2)
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  •    開幕から5戦負けなし……ではありますが、それはやはりJ2の質という部分……。所詮はJ2……というミスに助けられての、負
  •   けなしです。ベガルタも『サッカーの質』を上げたいところです。わずかにJ1を経験してきた選手が多い……ということで、上回って
  •   いるから、この結果というだけな状況です。強いな……という戦い方ではありません。
  •    今日も、GKが致命的なミスをしましたが、相手もミスをしたのに助けられて、今日も勝てただけです。まだまだ守備は改善の余
  •   地はあると思います。J2独特のカウンターサッカーに、守備陣が追い付けていないように感じます。ただ、遠藤を中心とする攻撃
  •   陣は非常に頼もしいです。プレーの質が違います。そこに、フォギーニョというカードが加わったことで、より安定した中盤になってき
  •   ているように思います。昨年もフォギーニョが怪我をして、長期的に外れなかったら、J1残留はあったのではないかと思っています。
  •   そのくらいプレー強度、そして精度の高い選手がチームをまとめあげてくれています。とにかく負けないことで、チームのやり方は固
  •   まっていくと思うので、今日の勝ちをただ「勝ててよかった……」で終わりにするのではなく、次につなげる勝ちにしてほしいです。
    •  ▲ 決勝弾! 遠藤選手の芸術的なFKでした。壁の外を回って、ポストの外からシュートが……。GKは、ノ
    •   ーチャンスです。盛岡もそうでしたけど、意外に遠藤選手をフリーにしてくれるので、ゴール前でのいい仕事が
    •   できる状況が続いています。ベガルタもそうですが、ディフェンスの強度が低いように思います……。

  • 3月12日(土) vs. 盛岡(第4節)
  •  【戦評】 
  •    ベガルタ 3 - 0 盛岡  【得点者  仙:遠藤(2)、 中山(2)(3)
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  •    やはり、カウンターから、ヒヤリとするシーンはありましたが、相手の精度の低さで、命拾いをして、我慢して我慢して、流れを作り、
  •   先制しました。これまでなかなかチームの色が出せずにいましたが、やりたいことはできたのではないかと……。それでも、相手のミ
  •   スがあって、無失点だった……というだけで、試合内容は到底納得できるものではありませんでした。それでも、それぞれのゴール
  •   は、素晴らしい内容のゴールでした。チームも勝ち続けること、負けないことで、上昇気流にのっていけるでしょうか。次節は、昇格
  •   候補の山形との一戦です。
    •  ▲ 先制弾! 盛岡は、ゴール前で随分、遠藤選手をフリーにしていました。あれだけの時間を持って、スペ
    •   ースに走り込む時間を与えたら、ゴールしちゃうでしょう……。シュートも冷静で、GKの逆を突く、素晴らし
    •   いシュートでした。

  • 3月6日(日) vs. 群馬(第3節)
  •  【戦評】 
  •    ベガルタ 0 - 0 群馬  
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  •    中途半端な攻撃から、ボールをロストして、カウンター……。リスク管理はできていなかったと思います。全て相手のミスに助け
  •   られた結果オーライ……ってヤツでした。この3試合の内容を見ている限りでは、1年でのJ1復帰は難しそうです。
  •    ずっとディフェンスラインでボールを回して、そのうちにパスミスで危ない場面を何度も作られていました。攻め切れない結果、危
  •   ない場面を作るのは、J1にいた時と全く同じです。ゴールに直結するようなパスがなければ、得点は産まれません。臆病になってい
  •   て、ずっと無駄なボール回し……。見せかけのポゼッションサッカーに何の意味があるのでしょうか……。いいカタチからのセンタリ
  •   ングにこだわり過ぎて、結果ゴールが産まれないのでは、全く意味がないです。これが自分たちのサッカーができない時の結果で
  •   す。ポゼッションサッカー(精度)ではなく、考えて走るサッカー(強度)をしていないとベガルタは勝てるはずがありません。結果
  •   が出ないなら、早々に監督は解任するべきだと思います。まさか、群馬に引き分け、そして無得点とは……。
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  • 3月1日(火) 自分たちのサッカー!?
  •  【評】
  •    『自分たちのサッカー』という言葉を、ベガルタの監督もよく使います。しかし、そのサッカーができない時は、全く試合にならない
  •   ……ということになります。2010年のW杯で、スペインがポゼッションサッカーを駆使して、世界を席巻しました。そのあたりから、
  •   よく使われてきた、この『自分たちのサッカー』という言葉……。しかし、この言葉は、間違いなくあの当時のスペインくらいの個の
  •   力と卓越した技術があってこその話です。しかし、自分たちのサッカーということにこだわるあまり、スペインが強かったのは、あの
  •   W杯だけになってしまいました。自分たちの思い描く、サッカーができなくても勝てるように試合をしなくてはなりません。自分たちの
  •   サッカーができるということは、大きな力の差がないとできないことでもあると思います。自分たちの短所を消し、相手の長所を消
  •   し、弱点を突く……。そういうサッカーが必要なのではないかと思います。緻密なデータを積み上げて、戦っていくことがJ1昇格、
  •   そして、地方の弱小チームがJ1で生き残っていく術なのではないかと思っています。『自分たちのサッカー』などという夢幻を描くと
  •   そこにこだわってしまい、結局は中途半端なサッカーをすることになります。『自分たちのサッカー』ということ幻想に惑わされるな!