1月(2022年)の戦い


  • 1月10日(月) 第100回 高校サッカー選手権(決勝)
  •    スコア(国立競技場) 
  •     大津(熊本) 0 - 4 青森山田(青森)
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  •  【決勝】
  •    4大会連続の決勝進出。そして、2度の優勝。悔しい連続の準優勝でしたから、悲願のタイトル奪取! そして、来年の大会
  •   は、王者として連覇を目指します。相手もたくさん研究してきますが、どうなるのでしょうか。主力がほぼ抜けてしまいますが、また
  •   新しいスターを擁して、国立に戻ってきてほしいです。できれば、仙台育英との決勝が見たいです。
  •    相手に、全くシュートを打たせませんでした。完勝です。関東第一高校が、準決勝を新型コロナの陽性者が出たため、試合を
  •   棄権したため、その思いを背負って、大津は決勝に挑みましたが、いわゆる自分たちのサッカーは全くさせてもらえませんでした。準
  •   決勝もそうでしたが、青森山田の強さが際立ちました。ベガルタよりも強い!? まだ、進路が決まっていない選手を育成する意
  •   味も込めて、是非、高校選手権で活躍した、地元の高校生を獲得してほしいです。ベガルタも人を育てなければ……。

  • 1月7日(金) 小嶺忠敏さん、逝く
  •  【評】
  •    サッカーが好きな人なら、必ず聞いたことがある人です。現在、準決勝まで進んでいる、全国高校サッカー選手権。その高校
  •   サッカーで、国見高校を名門に引き上げた方です。選手権を戦後史上最多の6回制覇。帝京高校の6回と並ぶ記録です。ちな
  •   みに、5度の優勝校が、市立船橋。
  •    小嶺監督といえば『平山相太』を擁して、制覇して第82回大会が、最も印象的です。今も鮮明に、決勝戦を覚えています。平
  •   山は、81回大会、82回大会と史上初の2大会連続の得点王に輝きました。そして、国見高校からは、多くのJリーガーが輩出さ
  •   れました。『大久保嘉人』(J1最多ゴール記録:191 得点)、『三浦淳寛』(現・神戸監督)が代表的な方でしょうか……。
  •    サッカーにかける情熱は、誰にも負けなかったのではないでしょうか。何かにかけるもの、それはその人の歴史であり、そこには後
  •   続の人にはない、苦労もたくさんあったと思います……。ご冥福をお祈り致します。

  • 1月1日(土) 13年ぶりのJ2
  •  【評】
  •    J1からの降格は、ショックでしたが、もう次のシーズンは、来月、2月に迫っています。J2の長く、厳しい戦いをどのように戦い切
  •   るのか……。チームの戦い方、戦術、システムをすべて『0』から、考えて戦わなければなりません。堅守速攻を取り戻して戦うの
  •   か、川崎のような、ボールを回しながら、相手のスキを突いて、サイドからでも、中央からでもゴールができる戦い方をするのか
  •   ……。ただ、世界のサッカーを観ても、もはやポゼッションサッカーというのは、古いやり方になってしまったようにも思います。ベガル
  •   タがやろうとしていた、ポゼッションはただ、バックパスを回すだけの勘違いポゼッションでしたし……。やはり、堅守速攻、サイド攻撃
  •   を軸に戦うことが基本になるのではないかと思います。さて、どんなサッカーを魅せてくれるのか、そして1年で昇格ができるのか、と
  •   ても楽しみです。
  •    チームの陣容も少しずつ見えてきており、特に『遠藤 康』の獲得は驚きました。衰えがあるとはいえ、鹿島のHPが移籍の際に、
  •   パンクしたほどです。それだけの選手がベガルタにくるわけですから、彼を中心に、いいチームを作ってほしいです。あとは、今行われ
  •   ている高校サッカー選手権で、良いと思われるような選手を数名獲得して、鍛え上げても面白そうなのですが……。人を育てるこ
  •   ともしっかりやってほしいです。