1月(2020年)の戦い


  • 1月13日(月)青森山田 2 - 3 静岡学園
  •  【戦評】 
  •    逆転勝利の静岡学園のサッカーは称賛されるべき!
  •    しかしながら、青森山田のこの負けは、前日の試合中から予感はありました。横浜FMがよくゴール後のパフォーマンスで『ドラゴ
  •   ンボール』をやっています。このマネと思われるゴール後のパフォーマンスを、昨日の得点後に行っていました。ある記事では「父親
  •   から頼まれたから…」という主旨の記事もありました。「子供に何をやらせているのだ…!?」というのが率直な意見です。黒田監
  •   督は、その行為を注意したということですが、その後の試合展開は、かなり苦しい試合内容でした。それでも、あのパフォーマンス
  •   をしたのは…。高校サッカーの精神にも反する行為だと思います。プロはプロですから、高校生がそのマネをするのはどうかと…。
  •   あの様子を見た時、決勝では勝てないだろう…そう思いました。ああした行為が、何か歯車を狂わせたと思います。この悔しさを
  •   忘れず、次のステージで結果を出してほしいです。連覇できなかったのは、残念でした。期待していたのですが…。謙虚さ、足りな
  •   かったことが最大の敗因ではなかったか…。

  • 1月4日(土)移籍
  •  【戦力】 
  •    発表がないから、移籍のウワサがあった『永戸選手の移籍』は、ないと思っていましたが、やはり移籍してしまいます。仙台の得
  •   点源がなくなってしまいます。実に、2ゴール10アシスト、31.5%の得点が今シーズンからなくなってしまう…ということになります。
  •   FKからの得点は、ここ2シーズンほどなかったと思います。キッカーがいなくなるのは、とても厳しいです。誰がこれから、キッカーに
  •   なるのか、左サイドをどうするのか…。大型FWがいても、精度高いボールがなければ…。永戸は、入団1年目から質の高いボー
  •   ルを蹴っていました。しかし、左足首の骨折で昨シーズン復帰したものの、1年目のようなインパクトはありませんでした。しかし、
  •   今シーズンは、キッカーをつとめて何度もボールを蹴っていくなかで、成長していったように思います。鹿島も大きく選手を入れ替え
  •   てチームの強化をしています。ベガルタにいて出場機会があってこそ…だと思いますが、名門チームからのオファー、さらには高額な
  •   サラリー、そして高いレベルで自分を成長させることができるということでの移籍だと思います。厚い選手層に、埋もれてしまわない
  •   ことを願うばかりです…。今年もう1年、ベガルタでやってからでも、良かったと思うのですが…。
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  • 1月2日(木)2019年シーズンサマリー
  •    1. 最終順位 
  •      ▷ 11位(勝ち点 41)
  •      ▷ 12勝 5分 16 敗  得点 38  失点 44  得失点 -6
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  •    2. クリーンシート(8試合)
  •      ▷ 2018年(8試合)… 守備もあまり変わりはしなかったような感じです。
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  •    3. 過去のシーズンの「勝ち点」「得失点」
  •      ▷ 2019シーズン(11位)  勝ち点 41   得点 38  失点 44
  •      ▷ 2018シーズン(10位)  勝ち点 45   得点 42  失点 48
  •      ▷ 2017シーズン(12位)  勝ち点 41   得点 44  失点 53 
  •      ▷ 2016シーズン(12位)  勝ち点 43   得点 39  失点 48 
  •      ▷ 2015シーズン(14位)  勝ち点 35   得点 44  失点 48 
  •      ▷ 2014シーズン(14位)  勝ち点 38   得点 35  失点 50
  •       ※ 失点については、ここ数年で一番少ないですが、一方で得点も過去2番目に少ないです。しかしながら、2019年シー
  •        ズン、C大阪は、同じくらいの得点で上位いました。失点がリーグで最小の『25』でした。やはり、ディフェンスを強くする必
  •        要があります。それでも、ずっと守り切ることはできないので、何を武器にして勝つのか…ということが課題になります。
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  •    4. 戦力
  •       2019年シーズンは、多くの主力が引き抜かれて、かなりの戦力ダウンでしたが、契約更改では、出場の機会が少ない
  •      選手が機会を求め抜けただけで、ダメージを最小にすることができたので、今シーズンは楽しみです。ただ、監督が代わり、
  •      J1経験がない…ということが不安要素になりますが、堅守速攻、ハードワークという監督のようなので、ベガルタの伝統的
  •      なベガルタのスタイルには、フィットするのではないかと…。チームは、1月13日~、始動! シーズン開幕は、2月21日で
  •      す。1ヶ月半後には、またJリーグが始まります。

  • 1月1日(水)天皇杯
  •  【戦評】
  •    神戸 2 - 0 鹿島 
  •   
  •   初優勝を目指した、神戸が終始鹿島を圧倒して、優勝を飾りました。今年の神戸は、かなりやりそうな感じがします。ACLも戦う
  •  ことになるので、楽天マネー(三木谷会長の自腹!?)で、さらに戦力を補強するのでしょうか…。
  •   いずれにしても、神戸はこれまでの気まぐれな戦いではなく、もともと戦力が十分にあるので、このような戦い方をするようになれ
  •  ば、かなり厄介なチームになりそうです。しかしながら、ビジャは引退、ポドルスキーは退団…となると!?
  •   それでも、試合を観ていて気になったのは、鹿島の『弱さ』でした。王者と言われる面影はなく、戦い方も弱い時のベガルタを観て
  •  いるようでした。守備のまわりでボール回しに終始して、変なパスでボールを失い、自分たちでリズムをなくす…。いい形でクロスを
  •  上げることにこだわって、バイタルエリアで勝負しない…。勇気がない…。全く悪い時のベガルタに重なって、イライラしました。鹿島
  •  の試合を観ていて、初めてこんな気持ちなりました。ACLの戦いもあり、戦力も抜けたまま…。チームのあの停滞感や戦い方を観て
  •  いると、今シーズン、降格に追い込まれる可能性もあるような試合内容でした。